第2章 /全13章

ゼロの向こう側

0から、反対側へ1つ。

もう1つ。もう1つ。

0の向こう側へ0から反対側へ1つずつ進み、−1、−2、−3の目盛りができる。最後に0の左側全体が開く。−5−4−3−2−1012345基準1つ
  1. 0から、反対側へ1つ。
  2. もう1つ。
  3. もう1つ。
  4. 0の反対側にも、同じ間かくで数が並んでいる。−1、−2、−3、−4、−5……

人間は、ゼロの向こう側まで数をつくった。

読みかた

書きかた読みかた意味
−1マイナス10より1小さい数
−3マイナス30より3小さい数
+3プラス30より3大きい数(3 と同じ)

0の右にも左にも、同じ間かくで目盛りが並ぶよ。0は、そのまん中の「基準」なんだ。

やってみよう

予想「0より4小さい数」は?

予想縦の数直線(気温の目盛り)では、マイナスの数はどこにある?

発見0の反対側にも、数はつづいていた。

どう考えた?

−3 を、数直線を使わずに言葉で説明すると?

説明の例を見る

−3 は「0より3小さい数」。基準の0から、プラスと反対の側へ3の所にある数。

数学ではどう考える?

…, −3, −2, −1, 0, 1, 2, 3, … をまとめて整数という。1, 2, 3, … は自然数(正の整数)。

数直線は、基準の点(原点)に0をとり、長さの単位と正の向きを決めて、直線の上の点で数を表したもの。

歴史:古代中国の数学書『九章算術』には、正の数と負の数を計算するきまり(正負術)がある。3世紀の劉徽(りゅうき)の注釈では、赤と黒の算木(計算に使う棒)で正と負を区別したとされる。7世紀のインドの数学者ブラーマグプタは、財産と借金を例に、負の数と0の計算のきまりを書き残している。

この章で、できるようになったこと

  • 負の数を数直線の上に表せる
  • 「右がプラス」は数直線をかくときの約束だと言える