第4章 /全13章
同じ − なのに?
−1−
− が2つある。
同じ形。でも、同じ仕事?
最初の −
どの数か
−1 という1つの数の一部。「0から、マイナス側に1」の数を表している。
まん中の −
何をするか
「3をひく」という、計算の命令。2つの数の間にある。
発見同じ顔なのに、仕事が違う。
読み分けよう
このサイトでは、仕事がわかるように読み分けるよ。
| 式 | 読みかた |
|---|---|
| −1 | マイナス1 |
| 5− | 5 ひく 3 |
| −1− | マイナス1 ひく 3 |
| 5− | 5 ひく マイナス2 |
見分けてみよう
予想5−(−2) の、まん中の − の仕事は?
予想5−(−2) の、かっこの中の − の仕事は?
予想−4−2 は、どう読む?
見分けかたのコツ:− の左に数やかっこの終わりがあれば「ひく」。式の最初や、かっこの始まりのすぐ後なら、たいていは「数の一部」だよ。
正式な名前:数の一部の − を負の符号、「ひく」の − を減法の記号(ひき算の記号)という。形は同じ1つの記号で、2種類の文字があるわけではない。読む人が、置かれた場所で仕事を見分ける。
じつは、− にはもう1つ仕事があるんだ。第9章で出てくるよ。
どう考えた?
−4−2 を声に出して読んでみよう。2つの − は、それぞれどんな仕事?
説明の例を見る
「マイナス4 ひく 2」。最初の − は −4 という数の一部。まん中の − は「2をひく」という計算。
数学ではどう考える?
数の前の −(負の符号)は、1つの数に働く記号で、単項の − ともいう。2つの数の間の −(減法の記号)は、2つの数から1つの数を作る記号で、二項の − ともいう。
−3 は「3の反対の数」とも読める。この読みかたが、第9章の −(−3) の話につながる。
この章で、できるようになったこと
- 式の中の − が「数の一部」か「ひく」かを見分けられる
- −4−2 を「マイナス4 ひく 2」と読める