第13章 /全13章
現実の世界で使ってみる
現実の場面 → 式 → 答え → 現実の意味。
行って、帰ってこよう。
1 気温:朝2℃、夜は5℃低い
- 朝は2℃。そこから5℃下がる。0℃をこえて、下へ。
- 夜は −3℃。0℃より3℃低い。
予想夜は何℃?
2−
つまり夜の気温は −3℃。0℃より3℃低い。
2 高さ:海面から、もぐって、上がる
- 海面を0mとする。海面より12m低い所は −12m。
- そこから5m上がる。上へ5。
- −12+5 = −7。海面より7m低い所。
予想何mの所に着く?
−12+
つまり海面より7m低い所にいる。まだ海の中。
3 基準との差:平均点を速く求める
5人の点数 96点・103点・99点・107点・100点。100点を基準にして、差で表そう。
| 点数 | 96 | 103 | 99 | 107 | 100 |
|---|---|---|---|---|---|
| 100点との差 | −4 | +3 | −1 | +7 | 0 |
予想5人の点数 96点・103点・99点・107点・100点。100点を基準にして、平均点は?
差の合計:(−4)+
つまり平均点は 100+1=101点。大きな数を5つ全部たさなくても、差だけで計算できた。確かめ:(96+
4 前日との比べ:最高気温の変化
| 曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 |
|---|---|---|---|---|
| 前日との差 | (20℃) | +3 | −2 | −4 |
予想月曜の最高気温は20℃。火曜は前日より+3℃、水曜は前日より−2℃、木曜は前日より−4℃。木曜の最高気温は?
20+
つまり木曜の最高気温は17℃。月曜より3℃低い。
発見「高い・低い」「多い・少ない」「上がる・下がる」。反対の向きがある量は、正負の数で表せる。
言いかえてみよう
| 正負の数で | ふつうの言葉で |
|---|---|
| −5℃ 高い | 5℃ 低い |
| −10 人 多い | 10 人 少ない |
| 東へ −3km(東を正とする) | 西へ 3km |
| 目標タイムとの差 −3秒 | 目標より3秒速い(よい記録) |
マイナスは「悪い」という意味ではないよ。かけっこのタイムなら、目標との差がマイナスのほうがうれしいね。
基準をどこにするか、どちらを正にするかは、使う人が決めるんだ。決めたら、答えの意味もその約束で読もう。
どう考えた?
身の回りで、正負の数で表せるものを1つ探して、基準と正の向きを決めて表してみよう。
説明の例を見る
たとえば、お小づかいの残り。先月の残りを基準にして、ふえたら+、へったら−。今月は先月より200円へったので −200円。
数学ではどう考える?
正負の数で表すには、①基準(0にするもの)と、②正の向き(どちらを+にするか)を決める。反対の性質をもつ量は、一方を正、もう一方を負で表す。
基準との差を使う平均:平均 = 基準 +(差の合計)÷ 個数。
この章で、できるようになったこと
- 現実の場面を、正負の数を使った式に表せる
- 計算の答えが、現実で何を意味するかを言える